SCUM のゲームリプレイです。
前回からの続き。

※このページの情報は Build version 0.7.14.50435 時点でのものです。アップデート等で頻繁に修正や調整が入るため位置情報や数値などは参考程度に考えてください。

 

SCUMで最も関連する種類が多く、充実した品揃えのアイテムはやはり銃器です。
一度に紹介するには数が多すぎて一ページではスペースが足りないので、種類ごとにご紹介します。

今回はサブマシンガンです。

サブマシンガン

携帯性と大容量マガジンによる継戦能力の向上、一発の威力ではなく弾丸をばら撒くことで面による制圧を念頭に置いた銃器です。

SCUMではサブマシンガンの威力は拳銃と似たり寄ったりなので、大したストッピングパワーは望めませんが、その分を弾数で補う形になります。

武装していない一般人(痩せ型でアーマーを着こんでないタイプ)ならよほど運が悪くなければ1発で倒せます。
厚着をしている一般人(太っているか、防刃服などを着ている)は胴体だと2、3発当てないと倒せません。

どちらもHS(ヘッドショット)なら一発で倒せます。

フル装備の警官や軍人(ヘルメットと防弾アーマーを着こんでいる)の場合は胴体(アーマー部位)だと通常弾ではダメージが通りません。AP(徹甲)弾であれば数を当てれば倒せます。

HSの場合は通常弾だと数発あてないと倒せません。AP弾であれば当たり所が良ければ1発で倒せます。

以上のような経験から、サブマシンガンの使いどころは、通常フィールドや一般家屋などで、拳銃ではさばくのがきついような大量湧きに対処する場合、または不意遭遇戦で囲まれてしまい、狙いをつける余裕もないような乱戦時、になるかと思います。

要するに、とりあえずターゲットに銃口を向けてフルオートでぶっ放せば一発くらいは急所に当たるだろ!っていうことです (`・ω・´)

サブマシンガン一覧 

 


RE:PLAY  

 

※ロールプレイにより地の文が一人称になっております。

毎日地道に廃品回収の仕事で稼いだおかげで、ようやく銃を買うことができた。

私が選んだのはMP5。
9ミリ弾を使用したサブマシンガンで威力はそこそこだが、弾数が多く、取り回しのしやすいコンパクトな小銃だ。

9ミリ弾は拳銃でも使用されるありふれた弾丸で、なんともなれば自分でクラフトすることもできる入手のしやすさが売りだ。
資金の少ない身では補給はなるべく安く済ましたい。
そこもこいつを選んだ大きな理由の一つだった。

MP5を購入して浮かれる

銃本体に合わせて予備の弾倉とサプレッサー(抑制器、発砲時の音や光を抑える)もあわせて購入した。
サプレッサーは重要だ。
パペット(BCUに操られた死体)は音に反応する。物音は少ないほうがいい。

 

火力を確保した私は、廃品回収の頻度を減らして、近場へ遠征をおこなうようになった。

B4のアウトポストは近所に中規模の港町がある。
徒歩でも問題なく往復できる距離なので、私はそこに通っていた。

特に重点的に探索しているのは警察署だ。

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ここなら暴徒鎮圧のために用意された防具や武器が残されている可能性が高い。

運のいいことに、最初に物色した事務所のロッカーからBlock21(ハンドガン)を手に入れた。
弾倉に弾丸も残っている。少し手入れが必要だろうがサブウェポンとしてちょうどいい。
私は後ろ腰にBlock21を差し込み物色を続けた。

Block21(ハンドガン)を拾った

 

調子のいい時ほど気を引き締めなければならない。
が、わかってはいてもどうにもならない時もある。

物色を続けていた私は廊下の奥に立っていたパペットを見つけた。
運悪く、向こうも同時に気が付いたらしい。
一瞬のお見合いの後、パペットは文字通り飛び掛かってきた。

とっさの反応で腰から Block21 を引き抜き、撃った。
45口径のファイヤーパワーが炸裂する。

胴体と胸に風穴をあけたパペットがその場に崩れ落ちる。

自分の犯したミスに鳥肌が立つ。
後悔してももう遅い。

2発の発砲音は警察署内はもちろん周囲にも響き渡っていた。

物音がやつらを引き付けることはわかり切っていたというのに───

たちまち辺りからパペットの唸り声や床を蹴る音が聞こえてきた。
すぐに脱出できるように外へのドアを開けたままにしていたのも裏目になった。

私のいる場所へ向かって、廊下の奥、外のドア、雪崩のようにパペットが向かってくる。
私は無我夢中で背中に担いでいた MP5 を撃ち続けた。

 

気が付くと、動いているのは私だけになっていた。

気が付けば周りは死屍累々

私も全身傷だらけだったが、何とかしのぎ切ったようだ。

私も全身傷だらけだった

 

ボディアーマーのおかげで致命傷は受けなかった。
弾薬にもまだ余裕はある。
こうなったら少しでも稼いで戻らなければ。
私は萎えそうな足に活を入れて、物色を続けた。

留置場。
留置場

鍵のかかった貴重品入れ。 鍵のかかった貴重品入れ

 

特に証拠品保管庫は宝の山だった。

証拠品保管庫は宝の山

 

バックパックに一杯になった戦利品を抱え、 身体の痛みも忘れた私は、ホクホク顔でアウトポストに帰還したのだった。

 


次回へ続きます。

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