皆さま、いかがお過ごしでしょうか。歌乃です。

7 Days to Die alpha 21 をプレイしてみての感想です。
アップデートの内容や新規追加のシステムなどは他のブロガーや配信者の諸兄が詳しく紹介していると思うのでここではあまり触れません。

まとめるのがめんどくさ・・・ コンテンツのボリュームがすごいしね。長い文章は見る方も疲れるだろうからー(婉曲表現)。

てことでさらっと流していきたいと思います。



立ち上げて最初に感じたのは「Fun Pimps のロゴが変わってる」でした。
a20までは単にロゴ画像がズームアップするだけでしたが、a21からは軽くアニメーションするようになってます。

操作性なんかは前バージョンと変わりなしです。
(そこが変わったらゲームとして大問題ですしね)

懸念点だったグラフィックまわりもそこまで重くなった感じはしませんでした。
4Kとかにしない限りは最高画質でも十分なフレームレートが出てました。

さて配信前にいろいろと取り沙汰されていたグラフィック関連(見た目)の変化ですが、私的な感想としては

そこまで劇的に変わってはいません。

変わってないというと語弊があるかもしれませんが、フィールドや草木、各ブロックなどは α20 からの変化は少ないです。

フィールドにあまり変化はない



さて、では何が変わったのかというと、ディテールがアップしてます。
具体的には、探索し終わったコンテナの蓋が開いた状態になるとか、クローゼットやタンスのドアがちゃんと開いた状態になるとか、キャンプファイアに鍋をセットするとそれに合わせて外見も変わるとか、ゲームシステムではなくプレイヤーの気分がアップするようなタイプの変更です。

私的にポイント高かったのは、ブロックを破壊する時のダメージ表現です。
ブロックをたたくとブロックにヒビが入ってダメージを受けている状態になるのですが、以前のグラフィックはお世辞にも良いとは言えませんでした。陰影もなくて単に黒い線が叩くたびに広がっていく的な、わかるけどなんだかな、といった感じでした。

しかしa21ではしっかりとしたひび割れが広がっている感じで気分が上がります。

しっかりとしたひび割れが広がっている感じで気分が上がります

あとは車もしっかりしたものにかわってます。a20からあった救急車やスクールバスに加えてピックアップトラックやSUV、パトカーなど世界観を壊さない見た目のものが多く追加されていて雰囲気が盛り上がります。

パトカーなど車のディティールも上がってます

まあ今回パトカーは宝箱的なオブジェクトになってますが (。・ω・)

キャンプファイヤ(料理関係の作業台)は

何もなし 鍋セット 鍋とグリルセット
a21_5 a21_7 a21_6

プレイや狩りの効率には全く関係ありませんが、こういった「芸の細かさ」に心を動かされるプレーヤーは多い気がします。



ただ、こういったディティールの作り込みは「以前の作り込みが甘かった(もしくは作り込みがなかった)」からこそインパクトがあるだけで、もともとディティールの作り込みがされているタイトルでは当たり前のもので、そこまで目新しい(画期的)ものでもありません。

直接的なプレイに影響しない分、慣れてしまえば(目新しさが無くなれば)だれも注意を払わなくなるんじゃないかと思います。

無いよりはあったほうが良いのは確かですが、無かったとしても7dtdの楽しさに影響はない気がします。



システム面ですが、私的にポイントが高かったのは中身を確認した一時コンテナ(鳥の巣やごみ袋、段ボールなど)が自動で破壊される仕様になったことです。

鳥の巣などは中身を漁ってから巣を破壊することで二重に素材が手に入るなどの利点もありましたが、基本的に放置なので、忘れたころに中身のない(すでに漁り終わった)ものを再度確認してしまう、など微妙に煩わしい仕様でした。

私はそれが嫌で、中身が空になったオブジェクトを毎回破壊していました
(ゲーム内の時間経過で中身が復活するんですが、クエストの受注でも復活するし、それ以前にコンテナはそこら中にあるので不足を感じたことはなかったです)

空になった一時コンテナが自動で消えてくれるのは私的にはうれしい仕様です。



「水瓶」の仕様が大きく変わっています。

以前は空き瓶にその辺の水源から水を汲むことで「泥水」が手に入り、それを鍋で沸かすことで「水瓶」が入手できましたが、a21からは空き瓶自体がなくなり「泥水」は探索でしか手に入らなくなってます。

水と泥水

「水瓶」は探索では見つからず、トレーダーや自販機、または新しく追加された「露収集器」でしか手に入りません。

露収集器

キャンプファイヤで泥水から水にするためには「鍋」が必要で、探索で鍋が見つからない場合は炉で作成するかトレーダで(売っていれば)買うしかありません。

新要素「露収集器」は作成に「ウォーターフィルター」というアイテムが必要で、ウォーターフィルターはトレーダーが売っていますが、かなり高額で序盤で買えるものではありません。

つまり、序盤の水の入手難易度がかなり高め、になってます。

水瓶は飲み水だけでなく、料理や素材として結構必要になるアイテムです。むしろ必須と言っても良いです。

また水分不足に陥るとスタミナが低下し、移動や戦闘にも支障をきたします。
(実際、スタミナ不足に陥って逃げ切れず何度かゾンビに食べられました)

とはいえ、序盤を乗り切り「露収集器」が作れるようになればある程度水問題は解決できます。
露収集器は最大でも3つまでしか水瓶(なぜか瓶まで生成できてしまう高性能)をストックできないのでできれば複数設置推奨。

水問題が解決するまでは行動にかなり制限がかかると予想されます。
ある意味「露収集器」を作るまでが序盤と言えます。



スキル関連にも変更が入ってます。

具体的には以前はLVアップによって手に入るスキルポイントを任意のスキルに振り当てることで使えるスキルやパーク(パッシブ効果)及びアイテムの設計図(知識)が解放される仕組みでしたが、a21ではそこからアイテムの設計図(知識)に関する項目を切り離し、新しく追加された雑誌というアイテムを読む事で知識が手に入るという形になってます。

これは以前からあった本によって専門知識が手に入るシステムを拡張し、スキルに依る知識の開放をさらに細かくしたものです。

以前は知識開放のためにはLVを上げるしか方法が無かったのですが、a21からはLVを上げなくても雑誌を手に入れることができれば知識を開放することができる、仕様になっています。

私的には嫌いではない仕様ですが、賛否両論巻き起こりそうな仕様なので、今後のアップデートで修正があるのではと思います。

修正が入りそうと思う理由の一つとして、知識開放までに必要な雑誌の量が多すぎると感じるためです。

雑誌を手に入れるためにはクエストをこなして報酬(報酬には必ず雑誌が含まれている)でもらうか、探索して集める(結構たくさん出る)、もしくはトレーダーから買うしかありません。

知識の開放=エンドコンテンツの入手になるのでなるべく道のりを長くしてプレイ時間を延長させたい(長く遊んでほしい)という気持ちはわかります。

この仕様から感じられる開発者側の思惑は、たぶんプレイヤーにもっと探索をしてほしいのだと思います。

LV上げ=戦闘をしなくてもスキル開放できるようにする、その方向性は悪くないと思うのですが、私的には探索の際に戦闘が不可避になってる時点で意味が薄い気がしています。
※戦闘が不可避というのはエリア湧き(通常はゾンビが配置されていないが、ある地点に踏み込むとそのエリア内にゾンビがポップする仕様の事)があるためです。元から配置されているのであれば回避もできますが、確認して居なかった場所に突如湧いてくるのは不自然さを感じます。

家屋内に外からゾンビが入り込んでくるとか、もともとあった死体がゾンビに変わるとかなら許容できるのですが、なにもなかった空間にゾンビが現れるのはチョット… (例えば小屋の外から壁を壊して中にゾンビが居ないことを確認してからシャッターを開けたのに、それをトリガーにして発生したゾンビが小屋の中からあふれ出てくるなど)

ゲームなのでそれが仕様と言われてしまえばそれまでなのですが、私的には7dtdで昔からその点だけが残念だと感じてます。
7日ごとのホード(敵の大量発生)で嫌でも戦闘しなければいけないので、通常の探索は戦闘なしで暮らしたいというチキンなので。




結論。今回の大型アップデートa21は、私が期待したものではなかったです。

a16アップデート時に追加された電源システムや電気トラップなどのようなプレイスタイルを根本から変えられる体験を期待していたのですが、そういったものはありませんでした。

ゾンビの種類も追加されてはいますが、プレイに影響する(対策しなければ倒せない)ほどのものでもありません。

多少見た目が変わったので目新しさはありますが、早晩飽きてしまうだろう予感がします。

裏を返せばそれだけ今の7dtdのクラフトやホード、拠点建築といったシステムの完成度が高いという証明ではあると思います。
元のシステムを維持しつつ新しい要素の追加を求めるのは欲張りが過ぎるとはわかっていますが、好きなゲームタイトルだけに期待せずにはいられません。

a22はいつかなー (´・ω・`)

オマケ:定番のトレーダー敷地付近に寄生するタイプの高床式拠点。 a21_4 デモリションマンや大量の警官が出てくるまではこの程度でも十分ホードに対応できます。



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