SCUM のゲームリプレイ。
前回からの続き。

※このページの情報は Build version 0.7.14.50435 時点でのものです。アップデート等で頻繁に修正や調整が入るため位置情報や数値などは参考程度に考えてください。

SCUMではアイテムそれぞれに「サイズ(占有スペース)」と「重量」の概念があります。

それにあわせて装備品のインベントリには「容量(許容スペース)」と「限界重量」が設定されています。

初期状態ではキャラクターは「手」と背中に二ヶ所の計三か所にしか物を持つことができません。
※背中に担げるのは武器系のアイテムのみ、手に持つことができないアイテムもあります。

多くのアイテムを所持するためにはアイテムを入れることのできる「インベントリ(バックパックや洋服のポケットなど)を持つアイテム」を装備する必要があります。

チュートリアルで作製する即席のバックなどがインベントリを持つアイテムになります。
※初期状態で着ている囚人服や囚人ズボンにも狭いながら収納箇所(インベントリ)がついています。

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現在、装備品として最大容量を持つハイキング用バックパックを例にとります。

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ハイキング用バックパックは横10マス × 縦20マスの容量を持っています。
このマスに収まらない(はみ出す)大きさのアイテムはバックパックに入れることができません。

アイコン上に表示されてるのが全体の重量、下に出ている88%というのは耐久値の残りです。
※耐久値が下がってくるとマス目に制限がかかり結果、収納容量が減るという仕組みになっています。耐久値は修理をおこなうことで回復可能です。

名前の右に表示されている温度計マークは、この装備品(ハイキング用バックパック)を身につけた時の保温効果の数値です。
数字が大きいほど保温効果が高い(言い換えると身につけていると暑い)ことになります。

温度計マークの横の水滴マークは、この装備品が濡れた場合に発生する「追加重量(水の重み)」です。
乾いている場合は0.0Kgですが雨に打たれたり、水に落ちたりすると、水を吸って重たくなります。

所持品や装備品の重さは、移動速度やスタミナの消費量に影響を与えます。
筋力によっても変化しますが、あまりにも重量がある場合は全速力で走ることができず、走ってもすぐにスタミナが尽きて動けなくなってしまいます。

水滴マークの横に表示されているのが現在の受領と限界重量です。
ハイキング用バックパックは限界重量が60kgになっており、中に入っているアイテムの総重量が60kgを超えてしまう場合は、スペースが空いていても入れることができません。

スペースはあるのに物が入らない(拾えない)場合は総重量を確認しましょう。

バックパックの画像で確認できるようにアイテムにはそれぞれにサイズが決められています。
自動で整列させるような機能はないので、なるべく隙間をつくらないように上手に収納するパズルのような作業に頭を痛めなければなりません。

ちなみに画像の中にある狙撃銃は 14マス×3マス あり、基本は横置きなため、そのままではハイキング用バックパックに入りません。
こういった場合はドラッグしつつCTRL+マウスホイール操作でインベントリ内のアイテムを回転させることができるので縦置きにすることでバックパックに収めることができています。

多くのインベントリを確保するためにたくさんの装備品を身につけたいところですが、ジャケットなどの上着類は保温性が高く、重ね着すると体温が上がりやすくなり、のどの渇きが速くなったり、体温が上がりすぎるなどデメリットが発生してしまいます。
そのあたりのバランスに頭を悩ませたり、いっそのこと効率度外視で好みのルックスに走ってしまうのもSCUMの楽しみ方の一つなのかもしれません。


RE:PLAY  

 

※ロールプレイにより地の文が一人称になっております。 

あれから目を覚ました私は、朝を待って屋根裏から這い出した。
体中が痛むが、動かないわけにはいかない。痛む体を引きずりながら母屋や納屋を物色して回った。

住民が残していったのだろう衣服や靴を見つけたので、さっそく身につける。
これでやっとあのオレンジの囚人服から解放される。

何より助かったのはリュックサックを見つけたことだ。
そこまでの容量はないが、ぼろきれでつくった即席のカバンに比べれば驚くほど物が入る。これはありがたい。

納屋では釘を拾えたので途中で放置だった即席のチェスト(収納ボックス)を完成させておく。
収納場所が確保できたことでものづくりや探索の効率がぐっと上がった。

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それから数日、私は辺りを探索したり、手製の弓や即席の槍など装備品を整えながら過ごした。
食料品には困らない。腹がすけば畑の作物を食べれば事足りる。

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この島で過ごすには武装が必須だ。
他の囚人やパペット、野生動物も私にとっては十分危険な相手なのだ。

「弓も槍も作ったが、もうすこし装備を充実させてから…」と口にしながらも
危険も少なく、食料の心配もない。もうこのままここで暮らしていくのも悪くないかな、などと私は思い始めていた。

 

そんな私の内心を見透かしたかのように、アレが空から落ちてきた。


次回へ続きます。

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